日本餃子の歴史

餃子が本格的に食べられるようになったのは、戦後、帰還した兵隊さんが伝えたとのことです。
今や一般家庭で手軽によく食べられている餃子ですが、もともとは中国から伝わったもの、ということはほとんどの人が知っていることでしょう。
日本の餃子は、その多くが戦後に満州から伝わったものだと言われています。
戦争中に餃子を覚えた兵隊さんが、日本に帰って思い出しながら作ったものが広くうけて食べられるようになったそうです。
手軽に作ることができ、また栄養バランスや味もよいことから庶民受けしたというのも納得です。
日本での餃子は主に皮は薄く作られ、焼き餃子として食べられます。
具にはニンニクやニラが入り、野菜は白菜ばかりでなくキャベツもよく使われます。
地域や店舗、家庭によって具はさまざまですが、一般的に日本で食べる餃子と言えばこんな感じでしょう。
中華料理店やラーメン屋さんへ行くと必ずと言ってよいほど餃子がメニューにあります。
家庭ではご飯のおかずとして餃子が食べられることが多いのですが、これは日本に限ったことのようです。
中国では餃子だけをたくさん食べるそうで、餃子の皮は小麦粉で出来ているのでそれが主食と考えられるのです。
特に中国では水餃子がメインなので皮も日本の餃子に比べてずいぶん厚いですしね。
ちなみに日本で最初に餃子を食べた人物は誰だと思いますか?
みなさん、ご存知「水戸黄門」こと三戸光圀です。
三戸光圀は餃子だけでなくラーメンも日本で最初に食べた人物だと言われています。
そんな時代から餃子もラーメンもあったのですね。
どんな味がしたのでしょうか、興味がわいて来ます。
